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更新日:2015/01/11 00:48:31
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ID:76754
from oikea さん
2015/01/10 12:01:08
 
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「コミック向き」で縮小しグレースケールで出力すると、線がモノクロ2値になってしまう

 
「コミック向き」で縮小して出力すると、線がモノクロ2値で出力されてしまいます。実験したところ下図のようになりました。

元画像は600dpiで作成し、ペンツールにて作画しました。最初にモノクロのベクターレイヤーで作画してからレイヤーを複製しラスター変換、それぞれレイヤーの表現色指定をモノクロ/グレーで分け、どのような違いが出るかを実験しました。

ベクター部分を拡大すると明らかにアンチエイリアスが入っておらず、グレースケール指定したにも関わらずモノクロで出力されているのがわかります。


ちなみに「イラスト向き」で出力するとこのような現象は起こらず、すべて綺麗に縮小出力され期待通りの結果になります。

また、ペンツールの設定でアンチエイリアスを有りにすると、「コミック向き」で縮小してもちゃんとグレーで出力される事を確認しました。

以上、仕様なのかバグなのかはわかりませんが、なんとも奇妙に思いましたのでご報告いたしました。

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from
CLIP
サポート担当
さん
2015/01/10 17:01:26
[コミック向き]は、レイヤーごとに拡大縮小の処理を行ってから
統合をしております。
縮小した段階ではまだレイヤーの特性が生きているため、レイヤーの種類や
表現色ごとに、縮小結果に違いが生じます。

ベクターレイヤーの場合は、縮小時に必ず線の情報を維持しますので、
元々モノクロで描いた線画は、縮小書き出ししてもモノクロのままです。
そのため、添付画像①と②はモノクロで出力される状態です。

ラスターレイヤーは、書き出し時の[ラスタライズ]の設定が[品質優先]の場合に、
縮小書き出し時にアンチエイリアスかかります。
③はグレーレイヤーなのでこれに該当します。

一方④はモノクロレイヤーなので、[コミック向き]で縮小すると、縮小時点で
モノクロでの表現しか出来ない関係上、アンチエイリアスはかかりません。
且つ、ベクターレイヤーのように線の情報を持ってはいないため、
単純に画像に縮小がかかった結果、細い個所は途切れた状態になります。

[イラスト向き]にした場合は、全レイヤーを統合後に縮小がかかるため、
レイヤーの種類や表現色に関わらず、同じようにアンチエイリアスがかかります。

上記の特性をご確認の上、書き出し時の設定の参考にしていただければと思います。
from
スレ主
oikea
さん
2015/01/11 00:48:31
ご回答ありがとうございます。この挙動はそういう仕様という事なのですね。
今後の参考にさせていただきます。ありがとうございました。

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