ベクターレイヤーは、描画後の変形操作などに対応するため、
描画時の線の情報を保持しています。
例えばペンツールのブラシサイズを30pxにしてから、弱い筆圧で
細めに線を描いた場合も、描線のブラシサイズは[30px]で
描かれたものとして記録されます。
そのため、オブジェクトツールで選択する際に、線の見た目が細くても
30px分の幅が選択領域として認識されます。
※試しにマウスを使って描いたベクター線をオブジェクトで選択すると、
見た目も30pxの太さのまま線が描画されるため、オブジェクトツールで
選択時に選択領域に余白が出来ない事が分かりやすいです。
線が太めの部分(筆圧を強めに描いた部分)の付近から選択を開始すれば、
誤操作をある程度減らせるかと存じますので一度お試しください。
また、不要な線が選択されてしまった場合は、サブツール詳細を開き、
[操作]カテゴリの[選択の追加]で、[部分解除]を選択すれば、クリック位置の
ベクター線選択を解除できますのでご確認ください。
オブジェクトツールでの選択状態のアンドゥ・リドゥについては、
ご要望として検討をさせていただきます。