3Dキャラクターを読み込んで、clip studio paint上で仕種や表情を変化させて、絵を描けない人でも漫画を作れる機能が搭載されていますよね。 この機能を利用して、セルシスさんでもclip studio paintの宣伝漫画を作られたりしています。
このキャラクターの表情については、「ポリゴンモデルの頂点の移動で表情をつけている」モデルと、「テクスチャの変更で表情をつけている」モデルの二種類があるわけですが(どちらも実際は頭部パーツのすげ替えで実装しているかと思います)、後者の「テクスチャ切り替え型のモデル」については、clip studio paint上で、3Dキャラクターとテクスチャファイルを同時に表示した状態で、表情用のテクスチャ(フェイスファイル)を編集できるような機能を搭載するのを希望します。 モデルに元から設定されている顔用のテクスチャファイルをベースに、クリスタ上でモデルとテクスチャ画像を同時に表示した状態で、テクスチャファイルを編集して、表情を「追加」できる機能です。 (3Dペイントだと実装に手間がかかるので、3Dモデルではなくテクスチャ画像の方に描きこんで編集します。3Dモデルの同時表示は、あくまでも確認用です。) クリスタ上でフェイスファイルの作成ができるようになると、各キャラクターに元から収録されている表情をベースに、ユーザーが加工して新しい表情を手軽に増やせるようになりますし、元々のキャラクターの目や鼻、口から大きくデザインを変えた「自分の画風のキャラクター」も作れるようになります。 (顔の形や、髪や服装などの外見は変えられませんが)
今のところは3Dキャラはわりと個性的なキャラが多いわけですが、たとえば、あまり個性を出さない感じで黒髪ロングの女性キャラで、顔の表情はテクスチャの切り替えで変化させられるキャラをどなたかが作って「素材をさがす」で配信したとします。 クリスタ上でフェイスファイルを作れるようになると、そういう「個性控えめのキャラモデル」を使って、ユーザーはそのキャラのフェイスファイルは自分で作ったのとすげ替える形で、自分の好み・自分の画風のキャラをわりと楽に作れるようになるでしょう。
また、その作った表情ファイル(顔用のテクスチャファイル)については、「これは○○というキャラクター専用の表情ファイルです」みたいな感じで、「素材をさがす」に登録して無償や有償で配布できるようにするといいと思います。 ユーザー達は、フェイスファイルをダウンロードしてから、キャラクターにドラッグ&ドロップする事で、そのキャラの表情を追加できる・・・・みたいになると、他の方が作ったフェイスファイル(表情テクスチャ)を読みこんで、モデルのバリエーションをどんどん増やせるという感じになるでしょう。
フェイスファイルについては、加工時にレイヤー機能も使えた上で、その編集中のファイルをレイヤー情報を保持したままで保存できる機能があると、後日新たな表情を作る時に加工しやすくなると思います。 「素材でさがす」に登録した方のフェイスファイルについては、レイヤーは統合されて一枚のテクスチャ画像にしておきます。
clip studio paintは、多くの方が実装を待ち望んでいる機能がいくつもあり、まずはそれらの機能の実装を優先的にお願いします。 今回私が提案した機能については、それらの「優先して実装されるべき機能」があらかた実装されてから、搭載をご検討されてください。
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