CLIP STUDIO PAINTの要望・不具合ボード
from siroiiki さん
2016/04/01 15:10:19
3D
オブジェクトの陰影表現、鏡面反射。 |
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・3D背景に地面に人物や背景が鏡面反射、反射光が設定できる。 ・細かな光源の設定できる。 ・夕景、青空などリアルな空の光の設定ができる。 ・3D背景に人物を設置後、トゥーン調やリアルな陰影など切り替えが自由にできる など3Dモデルの光源、陰影、反射、陰影の調子など細かに設定できるようにしてほしいです。 ------------------------------------------------------------ ■バージョン: ※Windowsは、[ヘルプ]メニュー → [バージョン情報]で確認できます。 ※MacOSXは、[CLIP STUDIO PAINT]メニュー → [バージョン情報]で確認できます。 ■グレード DEBUT( ) comico( ) PRO( ) EX( ) ■OS Windows XP( ) Windows Vista( ) Windows 7 ( ) Windows 8( ) Windows 8.1( ) Windows 10( ) MacOS X 10.5( ) MacOS X 10.6( ) MacOS X 10.7( ) MacOS X 10.8( ) MacOS X 10.9( ) MacOS X 10.10( ) MacOS X 10.11( ) その他( ) ------------------------------------------------------------ |
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横から失礼します。
わたしもsiroiikiさまのご要望には賛成です。
ただ、正直な話クリスタ(というよりセルシス社の技術力)では難しいんじゃないでしょうか。
┃イラスタのころからそうですけど、
┃ガラスのような透明なものを透明としてまともに表示(表現)することすらできてないわけで。
┃そのために素材作者は面を裏向けたりガラス部分をわざわざ表示非表示切り替えできるようにしたりと
┃いろいろと(本来ならやらなくていいはずの)苦肉の策で対応しているわけですから、
┃その時点ですでにお察しでしょう?
┃別にフォトリアルなものでなくてもSketchUpでのガラスのように
┃半透明で表示するとかいくらでも方法はあるはずなんですけどね…
┃(不透明度についてはSketchUpやメタセコのようにマテリアル側で設定すればいいわけですし)
それにやっぱりある程度の精度のものを作ろうとするとそれなりに高価になると思います。
┃つまりそれだけクリスタの値段が上がる可能性があるということ。
┃実際、V-RayとかKeyShotとかレンダラ単品なのに10万円以上するわけですし、
┃そこまで行かなくてもIndigoRendererやMaxwellRenderのように数万円はするものが多いです。
┃もちろん、LuxRenderやKerkytheaのように無料のものも多数存在しますけど
そのため、そういうことをやりたいのでしたら
外部3Dソフト(Blenderのように無料で使えてそれ単品でレンダできるものもあります)や
レンダラを使ってレンダリングしたあと、そのレンダ結果(pngなどで保存したもの)を
クリスタに持ち込んだほうがよろしいかと。
┃クリスタに持ってくる意味がどれだけあるかは不明ですけど^^;
ちなみに
>・夕景、青空などリアルな空の光の設定ができる。 を
満たそうとするなら普通はHDRI画像(360度パノラマ(スカイドーム)。hdr形式やexr形式など)を
IBL(*)として使うことになるかと思いますので、そもそもクリスタではこの時点でアウトだというorz
┃*:image based lighting。画像を光源として扱う方法。
┃写真をもとにした画像を光源として扱えるため、
┃リアルな反射像(映りこみ)を得ることのできる環境マップとしてよく使われます。
┃当然ながらRGB値が255までしかないjpegやpngなどのLDR(low dynamic range)画像では
┃暗すぎて使い物になりませんので、
┃RGB値がそれ以上あるHDR(high dynamic range)画像が必要になります。
┃そしてRGB値が高いほど「より明るい」ということになります
フォトショと同じように32bit HDR画像を扱えるようになると便利なんですけど
なにせフォトショと違ってこちらは所詮、お絵かきソフトですからねえ…
┃クリスタでも読み込める形で対応しようとするなら
┃G-BLACKさまの「スカイドーム」(100cp)や「スカイドーム 夕焼け」(100cp)のように
┃jpegかpngで保存したものをテクスチャとしてドームの内側に貼り付けるぐらいです。
┃当然、こうなるとIBL用としての役割は失われてしまいますので
┃>・夕景、青空などリアルな空の光の設定ができる。 を
┃満たすことができなくなってしまいます。
HDRによるIBLに頼らない方法となると…
Terragen3やVueのような景観作成ソフトでいう大気(Atmosphere)の形で
解決することになるわけですけど、これまたクリスタではムリでしょうね。
┃この手のソフトが独立して存在する
┃(Ozoneのような空専門のプラグインもあるぐらいです)ことを考えても分かることですが、
┃やっぱり空の表現って結構難しい(技術力や専門知識がいる)んですよね。
┃それにたとえば入道雲のようなもくもくとした雲を作ろうとするなら
┃ボリュメトリックオブジェクト(マテリアル?)やパーティクルが扱えないといけないわけですし。
┃
┃ただ、こちらの方法だとIBLを使うやり方と違って太陽の位置や雲を自由に変更できますので
┃その場で曇り空や夕焼け空などを作ることができて楽です(笑
┃(もっとも、自分の思い通りの空を作ろうとするなら、
┃それだけやっぱりいろいろと手間暇かかりますけど。。
┃そして「手間暇をかけたから」といって必ずしも思い通りのものができるとも限りません。
┃このあたりはTerragen3(無料版もあります)で実際に空を作ってみるとよく分かるかと思います)
┃
┃ちなみにこれらのソフトで作った空をレンダしてHugin(無料)やPTGuiなどの
┃360度パノラマ作成ソフトでつなげることでIBL用のHDR画像を作ることができます(笑
┃ただ、そのままだとおそらく暗いでしょうから、
┃あとでフォトショやHDR合成ソフト(LuminanceHDR(無料)とか)、
┃HDR加工ソフト(HDRLightStudioとか。公式ページがカスペルスキーに危険だと言われ
┃アクセスできなかったため、ボーンデジタル社のページにリンクしていますorz)などを
┃使って明るくする必要があるでしょうけど
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さらにクリスタ用3Dモデル(クリスタに元から付属のものやClipStudioから投稿&DLするもの)は
投稿(素材登録?)した時点で画像ファイルの扱いになってしまい
3Dモデル(objやlwoなどの汎用形式の形)として
外部に持ち出せないという致命的な欠点が存在しますから、
当然ながらクリスタ用3Dモデルを外部レンダラなどで
レンダすることもできないんですよね…orz
┃ほかのソフトでも使い回しが利くのが3D素材の利点なのに
┃それを捨ててしまってるのは馬鹿げているし、すごくもったいないことだと思います
CLIPサイトに投稿されているイラスタ・コミスタ用3D素材でしたら
一部の例外を除き汎用形式で投稿されていますので
3Dソフトやレンダラでレンダすることも可能なんですが。
以上、取り留めの無いことをだらだらと述べてきましたが、
少しでも参考になりましたら幸いです。
それと長文&乱文失礼いたしました。