画像素材とレイヤーテンプレート素材の挙動がわからない | CLIP STUDIO PAINTの要望・不具合ボード | CLIP STUDIO
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CLIP STUDIO PAINTの要望・不具合ボード

更新日:2018/03/15 12:49:29
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ID:96116
from はるくま さん
2018/02/25 20:48:10
 
素材

画像素材とレイヤーテンプレート素材の挙動がわからない

  素材自体の問題ではないと思うので例にあげて申しわけないのですが、 「ポーズ集・野球」(1509366https://assets.clip-studio.com/ja-jp/detail?id=1509366 の中にある「金属バット」「硬球」を小さなキャンバス(たとえば240x240pix)に貼り付けたときの挙動がすこし理解できないので教えてもらえないでしょうか? 

この素材だけでなく、主に大きめのキャンバス(たとえばA4600dpi程度)に3D素材を貼り付け、画像素材やレイヤーテンプレート素材として登録し、小さなキャンバスに貼り付けると同じような挙動になります。
具体的にすべての状況(キャンバスサイズの差やdpiがどう関わっているかなど)を試したわけではないので共通する挙動をうまく説明できないのですが、だいたいはカメラリセットがうまくいかず、パース値やクリッピングプレーンの値に異常が見られるように思えます。(とくに旧形式素材で、キャンバスサイズ差が大きいと顕著な気がします)

また、上記との関連でふつうの画像素材を使った場合のレイヤーテンプレート化にも理解できない挙動があったので教えてもらいたいのですが、同じように大きなキャンバスで素材化したものを小さなキャンバスに貼り付ける場合、中心位置に読み込まれないように思えるのですが、これは仕様なのでしょうか?(なんとなくキャンバス左上位置を基準に貼り付けされる気がします)通常の素材貼り付けの挙動とは違っているので、どういう意味があるのか教えてもらえないでしょうか? 

以上の動作に関しての質問なのですが、そちらでは再現されないということでしたら、こちらの環境の問題ということで解決にしたいと思います。

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■バージョン:
※Windowsは、[ヘルプ]メニュー → [バージョン情報]で確認できます。
※MacOSXは、[CLIP STUDIO PAINT]メニュー → [バージョン情報]で確認できます。
※iPadは、[CLIP STUDIO PAINT]アイコン → [バージョン情報]で確認できます。

■グレード
DEBUT(   ) PRO( O ) EX(   )

■OS
Windows XP(   ) Windows Vista(   ) Windows 7 (   )
Windows 8(   ) Windows 8.1(   ) Windows 10(   )
MacOS X 10.5(   ) MacOS X 10.6(   ) MacOS X 10.7(   )
MacOS X 10.8(   ) MacOS X 10.9(   ) MacOS X 10.10(   )
MacOS X 10.11(   ) mac OS 10.12(   ) mac OS 10.13( O )
iOS 11(   ) その他(   )
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from
CLIP
サポート担当
さん
2018/02/26 11:48:24
お問い合わせをいただき、ありがとうございます。

ご質問の件についてそれぞれ回答させていただきます。

■3D素材について
ご申告いただいた3D素材については、3Dを貼り付けた「レイヤー」を素材として
登録しているため、ご申告の状態になっていると思われます。
※通常の3D素材は[種類]欄が[3Dオブジェクト]や[3D背景]などになっていますが、
 ご指摘の素材は[種類]欄が[レイヤー]になっています。

CLIP STUDIOシリーズで3D素材を登録する場合、通常はCLIP STUDIO MODELER
というソフトで3Dの元ファイルを読み込んでから素材登録を行いますが、ご指摘の素材は、
CLIP STUDIO PAINTに直接3Dを読み込んで、そのレイヤーを素材として登録しているようです。

この方法で登録された素材は、キャンバスサイズや、ドラッグ&ドロップした位置によって、
適切な状態で貼り付けされないのでご留意ください。



■普通の画像素材が含まれたレイヤーテンプレートの件について
こちらは、キャンバス中央に画像素材を配置した状態でテンプレート登録しても、
小さいサイズのキャンバスに貼り付けると、貼り付け位置が左上基準にずれてしまう
という状態でしょうか。

恐れ入りますが、こちらで検証した限りだと再現ができなかったので、テンプレートを作成した
キャンバスのサイズと、貼り付けを行ったキャンバスのサイズをそれぞれ確認させて
いただきたく思います。

お手数ですが、それぞれのキャンバスで[表示]メニュー→[トンボ・基本枠の設定]を
開いた状態のスクリーンショットを添付いただけますでしょうか。

また、テンプレートにどういった種類のレイヤーが含まれているのかを確認するために、
差し支えなければレイヤーパレットのスクリーンショットも併せて添付ください。

よろしくお願いいたします。
from
スレ主
はるくま
さん
2018/02/26 21:37:02
ご回答ありがとうございます。 それぞれの件について返信いたします。



■3D素材について 

ええと‥ 
もともとその素材がレイヤーテンプレート素材なのは確認済みですし、3D素材(あるいは汎用3D形式)をレイヤーテンプレート化したものだということも理解しています。 
その上で動作がわからないのでお訊きしている、ということになります。
 マニュアルその他でそのあたりの解説をうまく発見できなかったので、できれば記載された部分を教えていただきたいと思っています。
 
というのは、現状個々の3D素材を配置し、そのレイアウトを保存して使い回す手段が「レイヤーテンプレート化」以外に思いつかなかったからです。(Clipファイルとしてならもちろん保存できますが、素材化した方が利便性は高いです)
 もし3D素材のレイヤーテンプレート化自体が「適切に動作しない」のであれば、代替手段を教えていただけないでしょうか。
 あと、端的に「適切に動作しない」のであれば「バグ」ではないのですか? 

それから、「ご留意ください」とのことですが、ちょっと頭が悪いせいか具体的になにをどう「ご留意」すればいいのかがわかりません。
 ASSETSにあるレイヤーテンプレート素材の中に3D素材が含まれているのかどうか判別する手段がわかりませんし(もしかするとラスタライズされているかもしれません)、自作する場合になにをどう気をつければいいのかもわかりません。
このあたりもできましたらご説明いただけますでしょうか。
 

普通の画像素材が含まれたレイヤーテンプレートの件について 

そちらでは再現されないとのことですが、こちらでは何度やっても再現されてしまいます。
 わかりやすくするために上記のA44961x7016pix240x240pixで確認をお願いします。 
あと、「トンボ・基本枠の設定」はどちらもチェックなしの状態、レイヤーパレットは新規作成のままで、用紙とラスターレイヤーそれぞれ1枚の状態に「画像素材」(上記の場合3D素材)を一点だけ「貼り付けアイコン」から貼り付けています。
 
とりあえず分かりやすそうなやり方を試行錯誤してみました。

  画像素材はなんでもいいのですが、とりあえず公式の「ハート」https://assets.clip-studio.com/ja-jp/detail?id=1358380 を使ってみます。
 
4961x7016pixのキャンバスを新規で作り、素材「ハート」を貼り付けアイコンから貼ります。
位置が確認しやすいようにキャンバスの右上にドラッグします。
そのまま「編集」から「素材登録」>「テンプレート」を選択して素材化します。
さらに240x240pixのキャンバスを新規で作り、さきほどレイヤーテンプレート素材にした「ハート」を貼り付けアイコンから貼ります。
「ハート」が貼り付けられる位置が予想とはちがっています。 

以上のような手順でもやはり再現されないでしょうか?
from
スレ主
はるくま
さん
2018/03/01 00:02:17
あまり長々と続けていてもとくにこちらの望むような進展や改善には結びつきそうにないので、解決にしたいと思います。
そちらでは不具合などの認識はなく、再現もされないようですので、たぶんこちらの環境・設定・使い方が悪いせいなのだと納得いたしました。

お忙しい中、ご対応ありがとうございました
from
CLIP
サポート担当
さん
2018/03/02 11:48:14
こちらの件、返信にお時間がかかってしまい申し訳ございません。
諸々調査いたしましたところ、一部不具合とみられる動作もありましたので、
一旦解決済みにはしていただきましたが、併せてご案内させていただきます。


■3Dのレイヤー素材を貼り付けた場合の動作について
3D素材を貼り付けたレイヤーを素材登録した場合、登録時の
素材の領域の寸法と、3Dの見た目が維持されるようになっています。

この際、見た目を極力登録時の状態に近くするために、貼り付け先の
キャンバスのサイズに応じて、パース値が調整されるようになっております。

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【例】
800×600のキャンバスに、CLIP STUDIO PAINTのデフォルト収録の
椅子と机を貼り付けた場合、下図のようになります。



これを素材パレットに登録し、今度はB4の大きいキャンバスに貼り付けた場合
下図のようになります。
原稿内に800×600pxのサイズで収まるように貼り付けられ、拡大表示すると
3Dの見た目も登録当時のものが維持されています。




この際に注目するのがパース値です。
通常、キャンバスに対して、デフォルト収録の3D素材を貼り付けた場合は、
パースは4.72になっています。

しかしレイヤー素材の場合は、素材登録時の見た目と寸法を維持させるために、
サイズの異なるキャンバスに貼り付けた場合はパース値によって調整されます。

例えば今回のケースだと、800×600pxで登録した3Dのレイヤー素材をB4キャンバスに
貼り付けると、パース値が67.70になります。

もしパース値が4.72だと、登録時の見た目とは異なる状態になります。



カメラ距離を近づけてオブジェクトを拡大表示する場合は、貼り付け後に手動で
パース値を4.72に調整すれば、3D素材を直接貼り付けた場合と近い状態になります。

ただ、登録時のキャンバスサイズと異なるキャンバスサイズの場合、
カメラリセット時の座標が、サイズの差異の分、ずれる挙動となっていましたので、
この点は現在開発部門に確認しております。

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3Dのレイヤー素材だと、貼り付けキャンバスのサイズが異なる場合に、
3D素材を一から貼り付けた場合と比べて、パース値の関係上使い勝手が
悪い場合があります。
(この点を指して「適切な状態で貼り付けされない」と表現いたしましたが、
かえって混乱を招いてしまったようで申し訳ございません。)

こういった点から、基本的にはCLIP STUDIO MODELERで3Dを組み合わせて
3D素材として登録したものをご利用いただく事を推奨しておりますが、
ダウンロードした3Dやデフォルトの3Dを配置したものを使いたいという場合は、
主によく使うサイズのキャンバスで登録いただくのが良いかと思われます。


■普通の画像素材が含まれたレイヤーテンプレートの件について
こちらについては、詳細の再現手順をご記載いただき、
誠にありがとうございます。

単位設定が[px]になっているキャンバスでテンプレートを登録し、
且つ登録したキャンバスと貼り付け先のキャンバスの解像度が
異なる場合に、ご指摘のように中心に貼り付けがされない状態でした。

こちらはご不便をおかけしてしまい申し訳ございません。
今後の開発にて修正を検討させていただきます。

単位の設定がmmになっているキャンバスでテンプレートを作成して
素材登録すれば、解像度の異なるキャンバスに貼り付けた場合も位置が
ずれないため、お手数ですがこの回避方法をお試しください。



この度は不具合のご申告をいただき、ありがとうございます。

よろしくお願いいたします。
from
CLIP
サポート担当
さん
2018/03/15 10:14:34
お時間をいただいており、申し訳ございません

下記の点について確認を行いましたところ、カメラリセット時の
処理に問題があり、画面全体が移動してしまう現象が発生して
いることを確認いたしました。

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ただ、登録時のキャンバスサイズと異なるキャンバスサイズの場合、
カメラリセット時の座標が、サイズの差異の分、ずれる挙動となっていましたので、
この点は現在開発部門に確認しております。
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本現象については、テンプレートが中心に貼り付けられない点と
あわせて、引き続き今後の修正対応を検討してまいります。

ご不便をおかけし申し訳ございませんが、よろしくお願いいたします。
from
スレ主
はるくま
さん
2018/03/15 12:49:29
解決済にしたので確認していませんでしたが、開くんですねコレ。 

とりあえずは不具合と認定されてよかったです。 
いままでの経験から不具合と認定されるまでには長いやりとりが必要で、けっきょくは不具合ではなく「仕様」ということになる場合も多いですから。

話題はテンプレートの件に終始していますが、3Dの「画像素材」化でも同様の現象が起きていると思いますので確認をお願いします。
ASSETSではすでにかなりの数の3Dの画像素材化がおこなわれているように思えます。(手軽ですから無理もないです)

そして(上記にもありますが)いちばん問題だと思うのが「旧形式3D」の画像素材化やテンプレート化で、状況によってはパースがマイナス値をとり、クリッピングプレーンの範囲が通常より狭くなってしまいます。(要するにカメラを近づけたり遠ざけたりすると予想外の距離でオブジェクトが消えてしまう)
旧形式の3D素材は「レンダリング設定」などができない仕様になっているのでこれに対処できません。 こちらも確認をお願いします。 

個人的には状況を理解できたのでとくに修正を急いではいないのですが、「パース値」や「クリッピングプレーン」など普通に使っている分にはあまり気にしない部分に問題が発生しているので「よくわからないけど3Dが消える」とか「なんだかヘン」と思うかたもいたのではないでしょうか。
また、修正がどのような形でおこなわれるかはわかりませんが、このようなあまり気にしないで使っている方々の利便性を損なうような形での修正だけはやめてほしいと思います。
すこし不具合があっても、だいたい便利に使えていれば問題はないと思います。「いままで使えていたのに使えなくなった」というほうがユーザーにとっては問題だったりしますから。

2019年11月28日に本サービスの投稿受付は終了いたしました。「CLIP STUDIO SUPPORT」をご利用ください。

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