ご自身の知識不足・調査不足を棚に上げた、明らかな八つ当たりだと思います。
「費用、費用」と五月蝿く仰るのであれば、普通は失敗しないために事前に色々と調べておくものでしょう。CLIP STUDIO PAINT解説本を見たり、印刷用原稿作成の注意点をネットで調べれば、アンチエイリアスの問題は容易に浮上します。
>クリスタ上でのアンチエイリアスのオン・オフ確認の方法が何度調べても判らず、心が折れました。
だったらこの掲示板やCLIP STUDIO ASKで聞いたら良いでしょ? なんで、心が折れる前にそうしないんでしょうか。
>電子書籍の場合、後からデータの差し替えを行うことが可能で費用もかかりませんが
これは、かなり腹が立つ言い方ですね。やり直しになれば手間が掛かる事に変わりはないのに「電子書籍なら、ヤリ直せばそれでいいじゃん。費用も掛からないんだから別にいいだろ?。こっちは大損してるんだ!」と言わんばかりです。
”時は金なり”という言葉を、ご存じないんでしょうか。
>費用がかかる失敗、やり直しのできないことを避ける方に基準を置く方が~
これは大間違いだと思います。
そもそも新規作成する時に基本表現色をモノクロにしておけば、強制的に自動でアンチエイリアスはオフになります。基本的には、これで問題ないわけです。
またアンチエイリアスをかけてはマズイのに「表現色グレーもしくはカラー、アンチエイリアス有」で線を描いてしまったような時にも、リカバリーの方法は幾つかあります。
レイヤープロパティパレットで表現色をモノクロにしたり、レイヤー変換でモノクロにしたり、全体を書き出し時にモノクロにしたり、個別に色調補正で2値化したり、色調補正レイヤーでまとめて2値化したり……と、トーンとの兼ね合いもありますが、様々存在します。
つまり、やり直せるわけです。
これらは、全く試していないという事なのでしょうかね。
それにアンチエイリアス無しをデフォルトにすると、かえって取り返しのつかない事例が増える事になると考えます。
上記の様に、アンチエイリアス有りで引いた線をアンチエイリアス無しにする方法は各種ありますが、アンチエイリアス無しで引いた線をアンチエイリアス有りにするのは、きついと思います。
一応は、フィルターでぼかしをかける方法も考えられますが、ベクターレイヤーに引いた線の場合はフィルターが使えないので、一度ラスターレイヤーに変換してからぼかしをかける事になります。
しかしそれを再びベクターレイヤーに変換すると、雰囲気が結構変わってしまい、元通りの状態にするのはかなり厄介だと思います。
後々の修正やワンソース・マルチユースを考えれば、ベクターでの保存は必須でしょう。でも、それが難しくなります。
つまりアンチエイリアスが「有から無」よりも「無から有」にする方が難しいわけですから、前述したようにアンチエイリアス無しをデフォルトにした方が、遥かに取り返しの付かない状況に陥りやすい事になります。
kazanaHojoHさんは、初期値をそういう設定にするようにと要望しているわけです。
ということで、kazanaHojoHさんの要望には大反対です。
よろしければ以下の点についてお知らせいただけますでしょうか。
・ご使用のCLIP STUDIO PAINTのバージョンをお知らせ下さい。
・印刷用原稿の作成を頂いているとの事でしたが、[ファイル]メニューの
[新規]から作品を作成して頂く際、基本表現色を[モノクロ]にして作成
頂いておりましたでしょうか。
・完成後の書き出しの際、書き出し設定画面にて[表現色]を[モノクロ2諧調]
にされておりましたでしょうか。
よろしくお願いいたします。