【要望】頂点カラー(Vertex Color/Painting)への対応 | CLIP STUDIO MODELERの要望・不具合ボード | CLIP STUDIO
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CLIP STUDIO MODELERの要望・不具合ボード

更新日:2013/12/12 21:09:56
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ID:70107
from 信州林檎 さん
2013/12/12 10:58:23
 
トラブル/その他

【要望】頂点カラー(Vertex Color/Painting)への対応

  お疲れさまです。
「セルシス可動モデル」(.c2fc)対応ソフトウェア全体に影響する機能追加として、「頂点カラー表示・編集」と「頂点カラー表示サポート」をお願いします。

提案理由

1)UVテクスチャ作成に慣れていないユーザー・UVマップ書き出し時のガイドとして

CLIP STUDIO ACTION/PAINT/MODELERでは現在並行ライト2つ以外の陰影表現はテクスチャ描画に依存しています。
現在のMODELER・UVマップ編集機能は未実装の部分が多くまたライトの任意追加・座標変更も出来ないため材質色と
テクスチャの適用だけではモデルの細かい凹凸確認が取れません。また3D初心者にとってより立体感を強調するテクスチャ描画は
容易ではありません。

顔だけでも前髪や頬・目鼻立ちの陰影、情報量はたくさんあります。
いわゆる「アニメ陰」のように頂点カラーで「意図的に陰影を付けたい部分」に任意のカラーをつけ、MODELERからPAINTへUVマップガイドとして
テ クスチャ情報をlip・PSDで渡す際にレイヤー「陰影」として渡す(他社3Dソフトでは「テクスチャ情報のベイク・焼き付け」に相当)ことでテクスチャ 作成(キャラクターであれば2Pカラー、背景・小道具であれば1枚のテクスチャ情報に多彩なカラーバリエーションの附加)時間短縮及び表現力の向上に貢献 します。

将来的にFBX・COLLADAでの書き出し情報に内包することで、外部ツールとの連携下におけるMODELERの「3D素材作成」実用度・製品アピールも増すでしょう。


2)ACTIONまたはPAINT・3Dレイヤー上での表示速度および表現力向上
頂 点カラー表示による陰影表現はテクスチャ容量を軽減させます。また現在平面的な画面になりやすいACTION・PAINTの背景・小道具オブジェクトに平 面的な「画像情報」ではなく立体的な「存在感」を付与しつつ、「カラー」による陰影表現のためリアルタイム処理される3Dレイヤー上での表示速度短縮にも 繋がります。

ACTION用デモとして配布されているMIGUの背景ステージ、あるいはPAINTの「校舎」だけでも床や壁の角に淡いグレーの頂点カラーを疑似シャドウ(疑似ラジオシティ)として加えるだけでぐっと存在感が増します。


3)  より幅広いUnity対応へ

2013年9月リリースのACTIONには3Dゲーム・アニメーション制作環境「Unity」への「コンテンツ出力機能」および「Unity用インポート・再生パッケージ」対応が実装されました。

10月の発売から2ヶ月。
CLIP STUDIO 3Dソフトウェア自体の強化を図る上でも「3D素材作成ソフト」としてのMODELERには基本機能の充実(UI配置の記憶とショートカット変更を含む初期設定)と次に目指すものへの方向性を明確化していただきたく存じます。


よろしくお願いいたします。

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参考URL
 http://www.clip-studio.com/clip_site/howto/library/page/view/metasequoia_002_22_001(CLIPメタセコイア講座)
 http://shinjuwankougeki.web.fc2.com/tips/tyoutencolor.html (疑似シャドウマップによる背景表現力の向上)
 http://www.mascotcapsule.com/ja/kddi/tutorials/design/erp_vertexmod_maya.php (背景小道具の表現力とカラバリ)
 http://johnsmithinoue.blog15.fc2.com/blog-entry-183.html (メタセコイア3によるテクスチャへの陰影表現焼き付け)
 http://narco.jp/kuni/2008/01/ (メタセコイア3による仮面オブジェクトへの頂点カラー付与)

参考書籍
 ローポリモデリング―3DゲームのためのCG制作入門 by 海賊屋
  http://www.shuwasystem.co.jp/products/7980html/2149.html
  → Chapter 6 背景(頂点カラー・透過マッピングを含む、背景用オブジェクトモデリングノウハウ)
  → Chapter 8 3DCG制作雑記(「背景」情報量の重要性について)
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■バージョン:
※[ヘルプ]メニュー→[バージョン情報]で確認できます。

■OS
Windows XP(   ) Windows Vista(   ) Windows 7 ( ○ )
Windows 8(   ) Windows 8.1(   )
MacOS X 10.6( ○ ) MacOS X 10.7(   ) MacOS X 10.8( ○ )
MacOS X 10.9(   ) その他(   )
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賛成数:3   反対数:0   
from
スレ主
信州林檎
さん
2013/12/12 21:09:56


左:CLIP STUDIO PAINT 1.2.8 3Dレイヤー 「光源」オフ     右:同「光源」オン

現在の仕様ではCOORDINATEにて.c2fcに変換する前の「CLIP STUDIO MODELER」(.cmo)データをPAINTで読み込ませることが出来ないため「六角大王Super」形式データ(.6kt)に書き出す必要があります。現状では.6ktデータの表面材質を「光源」オンにしないと真っ黒に表示されてしまいます。そのためモデリング中もテクスチャを貼る必要があります。

モデリングを進める毎に仮テクスチャを適用しUVツールで位置を調整するよりも、頂点カラーで意図的にオブジェクトの明暗を定義しそれを6ktなりCOORDINATE上で.cmoを開けるようになったとき「3Dレイヤー上での明暗表示情報をテクスチャとしてベイク」するようになればCLIP STUDIOシリーズ間で作成データのやりとりがスムーズになります。


ACTIONでもカラー頂点情報をテクスチャに焼き付けることで輪郭線の適用されない背景オブジェクトに存在感がでます。



(※他社3Dソフトで陰影情報を焼き付けたテクスチャを適用したイメージです)

2019年11月28日に本サービスの投稿受付は終了いたしました。「CLIP STUDIO SUPPORT」をご利用ください。

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