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タイムラインパレットの機能

[タイムライン]パレットの機能について説明します。[タイムライン]パレットには、次の編集画面があります。

·タイムラインパレットの機能(標準)

·ファンクションカーブ編集モードの場合


 

CLIP STUDIO ACTIONで編集したタイムラインを読み込んだ場合、CLIP STUDIO PAINTでは次の項目を編集できません。

·字幕トラック

·不透明度を設定した用紙レイヤー

なお、CLIP STUDIO PAINT Ver.1.8.4以降で編集したファイルは、CLIP STUDIO ACTIONに読み込めません。

 

 

タイムラインパレットの機能(標準)

[タイムライン]パレットの機能について説明します。

579_timeline_plt_0001.jpg

 

 

スマートフォンをお使いの場合は、[タイムライン]パレット上部のボタンの一部が表示されません。ボタン上を左右にスワイプすると、非表示になっているボタンが表示されます。

 

A.ファンクションカーブ編集モード

[タイムライン]パレットの表示を、ファンクションカーブ編集モードに切り替えます。ファンクションカーブ編集モードについては、ファンクションカーブ編集モードの場合を参照してください。

B.タイムライン編集

[タイムライン編集]ツールを選択します。キャンバス上のマウス操作でタイムラインのフレームを移動できます。

[タイムライン編集]ツールの詳細については、タイムライン編集ツールの操作を参照してください。

C.新規タイムライン

選択すると、[新規タイムライン]ダイアログが表示されます。キャンバスに、新しいタイムラインを作成できます。

[新規タイムライン]ダイアログについては、新規タイムラインを参照してください。

D.ズームアウト

[タイムライン]パレットのフレームを縮小表示します。


 

·Windows8以降のタッチ操作が可能なディスプレイでは、ピンチインで、[タイムライン]パレットのフレームを縮小表示できます。

·タイムライン上で、[Ctrl]+[Space]キーを押しながら左にドラッグすると、[タイムライン]パレットのフレームを縮小できます。

 

E.ズームイン

[タイムライン]パレットのフレームを拡大表示します。


 

·Windows8以降のタッチ操作が可能なディスプレイでは、ピンチアウトで、[タイムライン]パレットのフレームを拡大表示できます。

·タイムライン上で、[Ctrl]+[Space]キーを押しながら右にドラッグすると、[タイムライン]パレットのフレームを拡大できます。

 

F.先頭へ

[タイムライン]パレットの先頭フレームを選択します。

G.前のフレームへ

[タイムライン]パレットで、選択中のフレームより1つ前のフレームを選択します。

H.再生/停止

キャンバス上で、アニメーションを再生または停止します。


 

·アニメーションの再生中に、[ESC]キーを押すか、[タイムライン]パレット以外のパレットをクリックしても、停止できます。

·アニメーションを再生すると、再生したフレームのキャッシュが作成されます。2回目以降に再生する場合は、以前の再生時より速度が向上します。ただし、キャンバスや[タイムライン]パレットを編集した場合、前回再生時のキャッシュが破棄されます。

 

I.次のフレームへ

[タイムライン]パレットで、選択中のフレームより1つ後ろのフレームを選択します。

J.最後へ

[タイムライン]パレットの最後のフレームを選択します。

K.ループ再生

オンにすると、アニメーション再生時に、最後のフレームのあと、最初のフレームに戻ってループ再生します。

L.新規アニメーションフォルダー

選択中のトラックの上に、アニメーションフォルダー(トラック)を新規作成します。


 

アニメーションフォルダーとは、セル(レイヤー)を格納するためのフォルダーです。詳しくは、解説:アニメーションフォルダーとセルを参照してください。

 

M.新規アニメーションセル

セルを配置したいフレームを選択し、[新規アニメーションセル]をクリックすると、[タイムライン]パレットにセルが指定されます。同時にアニメーションフォルダー内にセルが新規作成されます。


 

アニメーションフォルダーとセル(レイヤー)については、解説:アニメーションフォルダーとセルを参照してください。

 

N.セルを指定

セルを指定したいフレームを選択し、[セルを指定]をクリックすると、[レイヤー選択]ダイアログが表示され、セルを指定できます。

[レイヤー選択]ダイアログについては、セルを指定を参照してください。

O.セル指定を削除

削除したいセル指定を選択し、[セル指定を削除]をクリックすると、セル指定が削除されます。


 

[タイムライン]パレット上から、セルの指定が削除されても、[レイヤー]パレットにセルは残ります。

 

P.オニオンスキンを有効化

オニオンスキンとは、選択中のセル以外に、前後に指定されたセルをキャンバス上に表示する機能です。

クリックしてオンにすると、オニオンスキンの表示を有効にします。再度クリックすると、オニオンスキンの表示が無効になります。


 

オニオンスキンの表示色や表示枚数は、[オニオンスキン設定]ダイアログで設定できます。詳しくは、オニオンスキン設定を参照してください。

 

Q.キーフレームを追加

[タイムライン]パレットで選択中のフレームに、キーフレームを追加できます。


 

·キーフレームを追加する方法については、キーフレームを設定するを参照してください。

·キーフレームの操作方法については、キーフレームの操作を参照してください。

 

R.キーフレーム補間

キーフレームを追加するときに、キーフレーム間の変化を補間する方法を選択できます。

一定値

次のキーフレームが始まるまで、設定中のキーフレームの値が保持されます。次のキーフレームが始まると同時に値が切り替わります。

等速

設定中のキーフレームから次のキーフレームまで、一定の速度で変化します。

滑らか

設定中のキーフレームから徐々に加速し、次のキーフレームの手前で減速するように変化します。

 

 

キーフレームを追加した後に、[キーフレーム補間]を変更したい場合は、キーフレーム補間を変更するを参照してください。

 

S.キーフレームの削除

[タイムライン]パレットで選択中のキーフレームを削除できます。


 

·キーフレームを追加する方法については、キーフレームを設定するを参照してください。

·キーフレームの操作方法については、キーフレームの操作を参照してください。

 

T.レイヤーのキーフレームを有効化

選択中のトラックに対して、キーフレームを使用した編集の有効・無効を切り替えられます。


 

キーフレームの操作方法については、キーフレームの操作を参照してください。

 

U.キーフレームが有効なレイヤーの編集

[レイヤーのキーフレームを有効化]をオンにしたトラック(レイヤー)に対して、一時的にペンやブラシで描画や編集ができるようになります。

オンにすると、選択したレイヤーの変形が解除され、選択したレイヤーと用紙レイヤーだけが表示されます。それ以外のレイヤーは、半透明で表示されます。

別のレイヤーを選択すると、自動的に設定が解除され、レイヤーの表示も元に戻ります。

V.現在のフレーム/開始フレーム/終了フレーム

現在選択中のフレーム位置と、開始フレームの位置、終了フレームの位置を表示します。


 

·PRO/EXをお使いの場合は、[新規]ダイアログや[新規タイムライン]ダイアログの[再生時間]で選択したフレームの表示方法により、フレームの表示方法が異なります。

·フレームの表示方法は、[キャンバス基本設定]ダイアログの[フレームの表示方法]で変更できます。詳しくは、キャンバス基本設定を変更【PRO/EX】を参照してください。

 

W.タイムラインリスト

編集中のタイムライン名が表示されます。

複数のタイムラインを含むファイルの場合は、クリックして表示されるメニューから、編集対象となるタイムラインを切り替えられます。

X.フレーム数

フレームの目盛です。PRO/EXをお使いの場合は、[新規]ダイアログの[再生時間]で選択したフレームの表示方法により、フレームの表示方法が異なります。


 

·[再生時間]については、新規ダイアログ(アニメーション)【PRO/EX】を参照してください。

·フレームの表示方法は、[キャンバス基本設定]ダイアログの[フレームの表示方法]で変更できます。詳しくは、キャンバス基本設定を変更【PRO/EX】を参照してください。

·[Space]キーを押しながら左右にドラッグすると、タイムラインを左右にスクロールできます。

·[Ctrl]+[Space]キーを押しながら左右にドラッグすると、[タイムライン]パレットのフレームを拡大・縮小できます。

 

Y.トラックとタイムライン

トラックは、レイヤー名とタイムラインを表示する領域です。各トラックのタイムラインで、セル指定や、クリップの編集を行います。タイムラインは、秒ごとに背景の色が変わります。


 

タイムライン上で[Space]キーを押しながらドラッグすると、タイムラインをスクロールできます。

 

579_timeline_plt_0002.jpg

 

トラックの表示・非表示

トラックの表示・非表示を切り替えます。

トラック詳細

セル指定・キーフレーム・トラックラベルなどを編集するための領域を表示できます。トラック(レイヤー)の種類や設定により、表示される項目は異なります。

トラックは、[レイヤー]パレットのレイヤー構成に連動しています。レイヤーフォルダー・レイヤー・オーディオレイヤー・カメラワークなどに対して、トラックが作成されます。

579_timeline_plt_0003.jpg

 

① トラックアイコン

レイヤーの種類を示すアイコンです。レイヤーフォルダーの場合は、トラックアイコンの左側にレイヤーフォルダーを開閉するためのアイコンが表示されます。

② 詳細

クリックすると、トラックラベルエリアが表示されます。[レイヤーのキーフレームを有効化]をオンにすると、トラックにキーフレームを表示するためのエリアが追加されます。

③ トラック名

トラック名を表示します。レイヤーの種類や設定により、設定できる項目が変更されます。

④ 変形エリア

レイヤーの変形を記録するキーフレームを表示する領域です。[レイヤーのキーフレームを有効化]をオンにすると、変形エリアに切り替わります。トラック名の左側に[変形]の詳細な設定を表示するためのアイコンが追加され、クリックすると、[位置]・[拡大率]・[回転]・[回転中心]の各エリアが表示されます。

⑤ マスクエリア

レイヤーマスクの変形を記録するキーフレームを表示する領域です。レイヤーマスクが設定されているレイヤーやアニメーションフォルダーに対して、[詳細]をクリックすると表示されます。[レイヤーのキーフレームを有効化]をオンにすると、トラック名の表示が、変形エリアに切り替わります。トラック名の左側にレイヤーマスクの変形の詳細な設定を表示するためのアイコンが追加され、クリックすると、[マスク位置]・[マスク拡大率]・[マスク回転]・[マスク回転中心]の各エリアが表示されます。

[レイヤーのキーフレームを有効化]がオフに設定されている場合は、表示されません。

⑥ セル指定エリア

セルを指定するための領域です。[レイヤーのキーフレームを有効化]がオフの場合は、トラック名が表示されているエリアがセル指定エリアです。アニメーションフォルダーに表示されます。

⑦ 不透明度エリア

レイヤーの不透明度を記録するキーフレームを表示する領域です。[レイヤーのキーフレームを有効化]をオンにしたトラックの[詳細]をクリックすると、表示されます。

⑧ トラックラベルエリア

トラックラベルを表示するための領域です。フレームに設定したトラックラベルを表示したり、編集したりできます。ラベルの作成方法や編集方法については、ラベルの操作を参照してください。

⑨ 音量エリア

オーディオファイルの音量を記録するキーフレームを表示する領域です。オーディオトラックに表示されます。

 

 

[タイムライン]パレットのトラック名は、[レイヤー]パレットの構成と同じですが、アニメーションフォルダーの中のセルは表示されません。各トラックのタイムラインにセルを指定すると、セルが表示されます。

 

サムネイル一覧

セルやレイヤーのサムネイル画像です。アニメーションフォルダーの場合は、すべてのセルのサムネイルが表示されます。サムネイルをクリックすると、クリックしたセルのほか、セルが指定されているフレームが選択されます。


 

·タイムラインサムネイルの表示・非表示は、[タイムライン]パレットの[メニュー表示]→[サムネイルのサイズ]で設定できます。[サムネイルのサイズ]では、サムネイルの表示・非表示のほか、サムネイルのサイズも変更できます。サムネイルの表示設定を変更すると、クリップサムネイルにも設定が反映されます。

·[Ctrl]キーや[Shift]キーを押しながら、サムネイルをクリックすると、複数のセルを選択できます。

·サムネイルの下にあるセル名をダブルクリックすると、セル名を変更できます。

·[レイヤー]パレットで[パレットカラー]を設定すると、セル名に[パレットカラー]が表示されます。

·[レイヤー]メニュー→[レイヤー設定]→[パレットカラーをキャンバスにも表示]をオンにすると、サムネイルにも[パレットカラー]が反映されます。

·[Space]キーを押しながら左右にドラッグすると、トラックごとにサムネイル一覧をスクロールできます。

 

開始フレーム

アニメーションを再生するときの、開始フレームを設定できます。

青い四角の部分をドラッグすると、[開始フレーム]の位置を調整できます。

579_timeline_plt_0004.jpg

 

 

DEBUT/PROをお使いの場合、[開始フレーム]の位置を0より前のフレームに移動できません。

 

現在のフレーム

選択中のフレームの位置が、赤い線で表示されます。

フレーム数をクリックすると、クリックしたフレームが選択され、フレームの位置が変更されます。


 

タイムライン内をクリックすると、フレームが選択されると同時に、クリックした位置のセル指定・クリップ・キーフレームが選択されます。

 

終了フレーム

アニメーションを再生するときの、最後のフレームを設定できます。

青い四角の部分をドラッグすると、[最終フレーム]の位置を調整できます。

579_timeline_plt_0005.jpg

 

 

DEBUT/PROをお使いの場合、[終了フレーム]の位置を24より後ろのフレームに移動できません。

 

クリップ

作成したアニメーションなどの編集単位です。

クリップの編集方法については、クリップの操作を参照してください。

セルの指定方法や編集方法については、セル指定の操作を参照してください。

キーフレームの指定方法や編集方法については、キーフレームの操作を参照してください。

クリップサムネイル

クリップに指定したセルのサムネイルです。


 

クリップサムネイルの表示・非表示は、[タイムライン]パレットの[メニュー表示]→[サムネイルのサイズ]で設定できます。[サムネイルのサイズ]では、サムネイルの表示・非表示のほか、サムネイルのサイズも変更できます。

サムネイルの表示設定を変更すると、サムネイル一覧のサムネイルにも設定が反映されます。

 

セル指定

アニメーションフォルダー内のセルを表示する位置です。セルを表示する位置を指定すると、タイムラインにセルの名称が表示されます。

タイムラインラベル

タイムラインの特定のフレームに対して、指示などを記入できるラベルです。

ラベルの作成方法や編集方法については、ラベルを参照してください。

トラックラベル

特定のトラックに対して、指示などを記入できるラベルです。

ラベルの作成方法や編集方法については、ラベルの操作を参照してください。

キーフレーム

[タイムライン]パレットの各トラックで、次の設定を記録したものです。

·各種レイヤーフォルダーやレイヤーの変形・不透明度

·オーディオレイヤーの音量

·キーフレーム補間

キーフレームの色は、[キーフレーム補間]の設定に応じて、異なります。

579_timeline_plt_0120.jpg

 

グリップ【タブレット/スマートフォン】

タブレット/スマートフォンでトラックの重ね順を変更したい場合に、使用します。

グリップに指やペンを合わせて上下にドラッグすると、トラックの重ね順を変更できます。複数のトラックを選択している場合は、選択しているトラックすべてが、重ね順変更の対象となります。

 

 

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