アナログ原稿TIFF形式でのスキャン後の処理について | CLIP STUDIO PAINTのみんなに聞いてみよう | CLIP STUDIO

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更新日:2016/07/27 20:44:17
返信数:4
閲覧数:7119
ID:87770
from みーちゃん39 さん
2016/07/27 13:28:07
 
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アナログ原稿TIFF形式でのスキャン後の処理について

  商業誌の投稿用に漫画を制作しています。

アナログでペン入れまでした後、
JPEGのグレースケールでスキャン→レベル補正で調整→最終TIFF形式で出力としていましたが
投稿先の印刷所より JPEG形式でのスキャンだと印刷時圧縮した際にファイルが壊れる可能性があるそうで、
TIFF形式でのスキャン→閾値で調整→最終TIFF形式での出力を指示されました。
(モノクロ二階調での制作・出力がベストのようです)

TIFF形式でスキャンを実施したところ
スキャン画像自体はアナログの線画を読み取ってくれているのですが
閾値を調整すると、細い線が白と判断されるのか線画が途切れたりかすれてしまいます。

また漫画制作時に左側に表示されるサムネイル?(すべての頁が表示された小さいキャンバスの集合体)は
上記方法だと色が黒く塗りつぶれたり逆に白かったりと絵が表示されないのも心配です。

そこで質問なのですが
○レベル補正と閾値の違いはなんでしょうか?

○別サイトで
TIFF形式のスキャンはモノクロ二値でのスキャンになるため
色調補正はできない」と書いてあったのですが
自宅で実施したところレベル補正も閾値も調整できました。
TIFF形式でスキャンした画像でも色調補正は可能なのでしょうか?

TIFF形式でスキャンし、閾値で色調補正をした場合、線画がかすれたり途切れたりするのですが
それは原画の線が細すぎるもしくは薄い、スキャナの性能が低い?
原因がわからないのですが改善方法はございますでしょうか。

TIFF形式でスキャンし、閾値で色調補正した場合、
漫画制作時 クリスタ上左側にあるサムネイルに表示される各ページの絵が
黒く塗りつぶれていたり白くなっていたりとするのですが問題はないですか?

(各ページを選択して拡大すれば、塗りつぶしやかすれは無いです。写メですが参考画像添付しています。)


お手数ですがお返事よろしくお願いいたします。


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from
CLIP
サポート担当
さん
2016/07/27 16:23:25
お問い合わせいただき、ありがとうございます。

CLIP STUDIO PAINTは、[ファイル]メニュー→[読み込み]→[スキャン]から
アナログ原稿をCLIP STUDIO PAINTへ直接読み込むことが可能でございます。
(この場合、JPEG、TIFFなどの形式は選択する必要がありません)

お客様は、スキャナーに付属しているソフトウェアからスキャンをおこない、
画像を保存し、CLIP STUDIO PAINTで画像を読み込んでいる状況でしょうか。

アナログ原稿を画像として保存する場合は、解像度を600dpiに設定し
TIFF形式の「グレースケール」でスキャンをおこなってください。

なお、TIFF形式は、モノクロ二値、グレースケール、カラーまで対応している
画像形式でございます。

※TIFF形式でスキャンすることのできる表現色につきましては、
ご使用のスキャナーによって異なる場合があります。

[グレースケール]で画像をスキャンしていただければ、レベル補正などで
線画の調整をおこなうことが可能です。

アナログ原稿を使う②原稿の補正・ごみ取り

閾値とレベル補正の機能の違いは、以下のページをご覧ください。

2値化 【PRO/EX】

レベル補正

>TIFF形式でスキャンした画像でも色調補正は可能なのでしょうか?

TIFF形式でスキャンした画像でも表現色が[カラー]や[グレースケール]の
場合は色調補正をすることが出来ます。

>閾値で色調補正をした場合、線画がかすれたり途切れたりするのですが
 それは原画の線が細すぎるもしくは薄い、スキャナの性能が低い?

閾値や色調補正をおこなった際に、線が飛んでしまったり掠れてしまうのは、
原画の線が細い場合や薄い場合におこります。

以下の操作で線画の線飛びを抑えることが出来ます。

・スキャンした原稿レイヤーを、色調補正する前にレイヤーを複製し、
 2つの線画レイヤーを結合する。この操作で線が全体的に濃くなります。

・スキャナーの取り込み可能な解像度に1200dpiがある場合は、
 作品の解像度とスキャンする画像の解像度を1200dpiに設定して
 スキャンをおこなってください。
 ※1200dpiでスキャンすることが出来るかは、ご使用のスキャナーによって
  異なります。

>クリスタ上左側にあるサムネイルに表示される各ページの絵が
 黒く塗りつぶれていたり白くなっていたりとするのですが問題はないですか?

恐れ入りますが、詳細を確認するために現在の画面をスクリーンショットで
取得していただき、ご掲載ください。

■スクリーンショットの取得手順
1.キーボードの[PrintScreen]または[Prt Sc]とキートップに表示されて
  いるキーを押します。

2.Windowsのスタート画面から[ペイント]を選択します。
   ※一覧に表示されない場合は、スタート画面を表示し、左下の
     下向き矢印をクリックします。

3.[ペイント]というアプリケーションが起動します。

4.左上の[貼り付け]ボタンをクリックします。

5.[PrintScreen]キーを押したときの画面のイメージが貼り付けられます。

6.[ファイル]メニューから[上書き保存]を選択し、デスクトップなど適当な
  場所にファイルを保存します。ファイル形式はJPEGなどを選択してください。

お手数ですが、よろしくお願いいたします。
from
スレ主
みーちゃん39
さん
2016/07/27 20:08:55
回答ありがとうございます。

スキャンはスキャナーに付属しているソフトウェアから
クリスタで画像を読み込んでおります。

TIFF形式はモノクロ二値しか対応していないのだと思っていました!
自宅のスキャナはTFF形式のグレースケールでのスキャンになるようです、ありがとうございます。

閾値や色調補正をおこなった際に、線が飛んでしまったり掠れてしまうのは、
原画の線が細い場合や薄い場合におこります。
→線を拡大すると、白いドットが残っている部分もあるのですが
これも原画の黒の薄さが原因になりますでしょうか?塗り残し部分を埋める以外に全体的に白ドットを黒くする方法はございますか?

あと画像添付しております。
3P目がTIFFスキャン→レベル補正後のキャンバス
4P目がJPEGスキャン→レベル補正後のキャンパス
5P目が線画からクリスタで作成したキャンバス

のサムネイルになります。
それぞれ表示のされ方が全然違うのですが大丈夫なのでしょうか?
ご確認よろしくお願いいたします。
from
スレ主
みーちゃん39
さん
2016/07/27 20:09:55
すみません画像重いのかコメント欄別で記載しました。
よろしくお願いいたします。
from
CLIP
サポート担当
さん
2016/07/27 20:44:17
ご返信いただき、ありがとうございます。

>線を拡大すると、白いドットが残っている部分もある

お客様の仰る通り、スキャンした画像の黒の色が薄い場合に
黒色の中に白いドットが出来てしまう場合がございます。

ご案内が重複し恐縮でございますが、こちらはスキャンした原稿レイヤーを
色調補正をおこなう前に複製し、合成モードを[乗算]に設定してレイヤーを
結合することで、薄い線が黒くなり白いドットが軽減される場合がございます。

ご掲載いただいた画像を拝見したところ、5Pの線画からCLIP STUDIO PAINTで
作成されたキャンバスは、線にアンチエイリアスがかかっているように見受けられました。

モノクロ原稿を作成される際は、レイヤーの表現色をモノクロに設定し
描画をおこなってください。

CLIP STUDIO PAINTのサムネイル・プレビュー画面は、表示倍率やレイヤー効果によって
実際の描画内容とは異なったプレビュー表示になる場合があります。

表示倍率を100%でご覧いただいた状態が、キャンバスの描画内容がもっとも
正しく表示されている状態になります。

表示倍率を100%にして、ページごとの線の太さなどに違いが無いかご確認ください。

また、アナログ原稿をCLIP STUDIO PAINTで処理した線と、デジタルで描いた線は
線のニュアンスが異なる場合がございます。

アナログとデジタルで描いた線の違いにつきましては、一度プリンターで
実際にプリントアウトしていただき、線の状態をお確かめいただくと
わかりやすいかと存じます。

よろしくお願いいたします。