【要望】制御点を自動削除する機能を。

ご要望いただき、ありがとうございます。

現状では、[線修正]ツール→[ベクター線単純化]サブツール
にてベクター線の制御点を減らすことができます。

恐れ入りますが、[ベクター線単純化]サブツールを選択後、
[ウィンドウ]メニュー→[サブツール詳細]パレットを開き、
[線編集]カテゴリ内の[線全体に処理]にチェックを入れて
[単純化]の数値を調整して、ベクター線をクリックいただき、
ご希望の結果が得られるかお試しください。

■線修正ツールによる編集

よろしくお願いいたします。

返信を有り難うございます。

しかし根本的に全く解決しない事が判明致しました。

線単純化ツールで線全体を対象にした場合、パラメーターにおける単純化の度合いが強いと、線そのものの形のニュアンスが変わってしまいます。それでは意味がありません。

特にクリスタの線単純化ツールはコミスタ、イラスタの線なめらかツールとは根本的に違うようなので、このツールでは制御点を減らした途端に線がカクカクしてしまう事が多いようです。

しかし、だかといって単純化の度合いが弱いと、今度は制御点が思ったように減りません。

また、試しに線のニュアンスが変わらないギリギリの度合いで線単純化ツールを線全体に対し実行し、その後、制御点ツールにて制御点の数と位置を確認してみました。

そして「まだここの部分、制御点が多いなぁ」と思う箇所を制御点ツールで個別に削除してみたところ、ニュアンスどころか、パッと見ただけでは線の形は全く変化しない結果となりました。

つまり、実際にはまだ制御点を減らす余地が有ったという事になります。しかしこの「線単純化ツール使用後、残った制御点を個別に削除」という行為を実作業でやるわけには行きません。手間が掛かりすぎるからです。

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また、線単純化ツールを今回の目的で使う場合、致命的な欠点がある事もわかりました。

対象になる線が「どの部分の線か」「どれだけ重要な線か」などにより、許容できる線単純化ツールの単純化パラメーターの度合いは変わってきます。多少ニュアンスが変わっても良い線もあれば、変わっては困る線もありますからね。

また、長さや形といった線個別の状態によっても、差が出てしまいます。同じ単純化の度合いで実行しているのに、単純化後にニュアンスが変わってしまうものもあれば、そうでないものもあるという事です。

つまり線の形や用途などにより、千差万別の「適切な単純化の度合い」が存在する事になります。

よって「実際に、やってみなければわからない」事になり、単純化のパラメーターをその都度変更し、いちいち試して見なければなりません。トライ＆エラーの繰り返しになってしまうわけですね。

また単純化の度合いが少しずつ違う線単純化ツールを複数作ると、それだけでパレットが埋まってしまいます。

それでは作業は、大幅に非効率化してしまうでしょう。線を削除してやり直したほうがマシという事になり、折角の線つまみなどの変形機能の意味が半減します。


お願いをした

「その線の形を損なわずに、制御点を自動で出来るだけ少なくするコマンド」

という要望の「自動」の意味はそこにあるのです。いちいち自分でパラメーターを調節しないでも、その線の状態に最適なパラメーターを「自動」で設定して欲しいという事ですね。

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結局一番良いのは、やはりベクターの挙動をコミスタやイラスタと同じように戻して頂く事だと思います。コミスタ、イラスタとクリスタを比べた場合、希望の形にするまでには、明らかにクリスタの方が手数がかかると感じています。

勿論コミスタやイラスタでも、いじればそれだけ内部では制御点が増えたのかも知れませんが、少ない工程で希望の形に出来たので、結果的には制御点は少なくて済んだのではないかと思います。

しかし今更それは無理のような気がしたので、せめてもの改善策をお願いしたのですが、それも無理のようですね。非常に残念です。